本ページにはPRが含まれます。

【英語】語学学習を始めるなら、まずはNHKラジオ講座を使い倒そう!

【英語】語学学習を始めるなら、まずはNHKラジオ講座を使い倒そう! 英語

「とにかく英語の勉強をしたいけど、どの教材を選んだらいいかわからない」。

コロナ禍で自宅から出られない日々を過ごし、グローバル化も進む世の中を思って英語学習の重要性を再認識した方も多いことでしょう。結論から言いますと、そんな方にはまずNHKラジオ講座をおすすめしますNHKラジオ講座を使い倒してください

もしかしたらこんな感想を抱くかもしれません。

  • NHK講座?中学の時に学校からの宿題でやっていたな~
  • 朝早くに起きれなくなって続かなかったな~

実は、私は朝の早起きができなくて挫折したクチなのですが、時代は変わっています。今の時代は、朝寝坊しても継続できる仕組みがあるのです!

私は、大人になった現在、NHKラジオ講座を使い倒して充実した英語勉強ライフを送っています。まだまだスキル不足ですが、定期的に受験するTOEICのスコアも少しずつ上がっているし、英語のみで放送されるニュースを聞いてもだいぶ理解できるようになってきました。

これらの変化は、NHKラジオ講座で学んだ成果によるものと実感しています。

スポンサーリンク

こんな方にオススメ

NHKラジオ講座は、こんな方に特におすすめです。

  • 三日坊主で続かない…
  • 今の自分のレベルに適した教材がわからない…
  • 質の良い教材があるんだけど、価格も敷居も高い…

英語で会話できる日本人ってどのくらいいるの?

そもそも、英語がしゃべれるようになりたい…という方、日本人に多いですよね。

日本では英語を小学校から大学までたくさん学ぶのに、実際のところ、外国の方と英語でコミュニケーションを取ることができる日本人って一握りだと思います。

これってすごく悲しい事実ですよね…。

一つの参考情報として、TOEIC L&Rの得点分布を見てみましょう。2022年最後に開催された第311回(2022年12月18日午後)の結果を見ると、695点以上は30.7%795点以上は14.4%存在するということが分かります。

しかし、実はTOEIC L&Rで高得点を取得した人のなかにも、「英語で会話できない」という方は結構多いのです。

なぜかというと、一般的に言われるTOEICというのは、L&R(Listening & Reading)であって、聞いたり読んだりする能力を測るものだから。話したり書き表したりする能力を測る S&W(Speaking & writing)もありますが、L&Rと比べて受験者数が少ないのが実状です。

言語習得の方法

さて、私たちは、母国語の日本語をどうやって身につけましたのでしょうか?ここで、言語に関するスキルをざっくり4つに分けてみましょう。

  • 話す力(Speaking)
  • 聞く力(Listening)
  • 読む力(Reading)
  • 書く力(Writing)

おそらく(というか確実に)「ママ」「パパ」「ブーブ」などの言葉を発することから始めたのではないでしょうか。これらの言葉は、保護者など周囲の方たちが積極的に教えることもあるし、勝手に口をついて出てきやすい「つぶやき」とも言えるでしょう。

誰も赤ちゃんの頃のことを覚えていないので、実感を伴って言語習得の仕組みを理解することは難しいでしょう。ただ、私自身は、どちらかというと後者の理由(発話しやすいから)で言葉が口から出てくるのだと思います。

なぜかというと、大人から言葉を教えられても複雑で長い文は復唱できないですし、その意味を理解できているとは考えられないからです。赤ちゃんは言葉を理解してコミュニケーションをとっているのではなく、周囲の大人たちの表情や動き、声に含まれる感情などを読み取って意志疎通をしていると考えるのが自然でしょう。

この仮説が正しいかどうかはともかく、文字を読んだり書いたりして覚えた赤ちゃんが存在しないことだけは確かです。そして、言葉を聞くというより視覚的に得た情報を元にしてコミュニケーションを取っている可能性が高いでしょう。

ということは、言語を習得する初めの段階では4つのスキルのうち「話すこと」の量が圧倒的に多くなるはずですし、まず最初にスキルが上がっていくのではと考えられます。

過去においては、識字率(読み書き出来る人の比率)は現代ほど高くありませんでした。江戸時代の日本には、寺子屋などでこうした学びの場が存在したことから、一般市民のなかにも読み書きできる人々が多くいました。
しかし、それ以前の日本や諸外国では対面で会話(話す・聞く)できれば、一定のレベルで生活することができました。「読む力」「書く力」というのは、「話す力」「聞く力」よりも後天的に身につけるもので、高度なスキルといえるでしょう。

通学型英会話教室とオンライン英会話

通学型英会話教室

話す機会を身に付ける方法として、まず最初に思いつくのは英会話教室に通うことでしょう。しかし、世の中にある通学型の英会話教室というのは1ヶ月数万円~数十万円かかります。しかも、1週間に1回くらいの頻度で、グループレッスンで自分の発言機会は少なく、前回学んだ内容をすっかり忘れて次回のレッスンを迎えたりします。

もちろん、一緒に学ぶ仲間と出会うことでやる気もアップするでしょうし、マンツーマン方式の場合は独学で学ぶよりも実践的で丁寧な解説付きで学習することができるでしょう。最近ではメンター制度など生徒を支え、進捗状況を把握しながら伴走してくれる制度もあるようですね。自分で自律的に復習したり積極的に行動する姿勢があれば、どこまでも成長できる勉強方法です。

オンライン英会話

次に、オンライン英会話です。こちらは上記の通学型と比較して、1ヶ月数千円~数万円とかなり費用を抑えることができます。たとえば、私が過去に3カ月ほど利用した「ネイティブキャンプ」だと月額6480円(当時)で、これはTOEICの受験料くらいの金額でした。

ネイティブキャンプだと毎日回数上限なく何度でもレッスンを受けられますが、他の多くのオンライン英会話は1日1レッスンまでといった制約があります。かつ教えるのが上手な先生を狙ってレッスンを確実に受講するには、追加費用(予約料)が必要なこともあります。

どちらもよい勉強方法です。しかし、いまこの記事をお読みのあなたが右も左も分からない状態であるならば、私はまずNHKのラジオ講座を試して見ることをおすすめしたいのです。

NHKラジオ講座の魅力とは

NHKラジオ講座の魅力を簡単にまとめると、以下の6点に集約できると思います。(価格などの情報は、本記事を執筆した2023年初のものとなります)

  • 安い(聞くだけなら無料、テキストは毎月税込550円)
  • 短い(1回あたり5分~15分)
  • 質が良い(大学教授や実戦経験豊富な講師陣、時事ネタも盛り込む)
  • レベル別に講座が用意されている
  • 通信料を安く済ませられる(ラジオなので音声データのみ)
  • 放送をリアルタイムに聞けなくても任意のタイミングで再生できる(1週間以内に限る)

安い(聞くだけなら無料、テキストは毎月税込550円)

まず、圧倒的に「安い」です。毎月550円でテキストが買えます。しかも、「とりあえずどんなものか試したい」という方は、無料で自由に聞けます

なお、テレビの受信料についてはいろいろ世間で話題になることも多いですが、ラジオを聴くだけならNHKに一銭も費用を支払う義務は発生しません(ラジオは放送法の範疇外となるため)。仮に、テレビの受信料を支払っていない人(テレビやチューナーを持っていない人)もNHKが配信しているラジオ番組は無料で聴けるということです。

私自身も、ある講座はテキストを購入するけれど、他の番組はテキストなしで視聴のみ、といったふうに使い分けています。

短い(1回あたり5分~15分)

次に、1回あたりの講座時間が「短い」です。2022年度に放送された講座の放送頻度と放送時間をまとめると、次のとおりです。

講座名放送頻度放送時間
中学生の基礎英語レベル1週5回(月~金)15分
中学生の基礎英語レベル2週5回(月~金)15分
中高生の基礎英語 in English週5回(月~金)15分
ラジオ英会話週5回(月~金)15分
ボキャブライダー週5回(月~金)5分
エンジョイ・シンプル・イングリッシュ週5回(月~金)5分
英会話タイムトライアル週5回(月~金)10分
ニュースで学ぶ「現代英語」週5回(月~金)15分
ラジオビジネス英語週5回(月~金)15分
引用元:NHKゴガクトップ > 英語の番組案内

なんと、一回あたり5分から15分という短い時間で英語を学ぶことができるのです。どんなにクタクタに疲れた一日でも、15分くらいの時間はなんとか捻出できる範囲ですね。

一回当たりの勉強時間が短いゆえに、

  • スキマ時間で勉強できる
  • 習慣化しやすい

という利点があるといえるでしょう。

私の場合、次のようなスキマ時間に聞くことが多いです。どれも勉強するための時間を特別に作り出している訳ではなく、日常の習慣の中で聞いているので無理なく続けられています。机に向かわないと勉強できない教材だと、こういう時間の使い方は難しいのですよね。

  • 歯を磨いている時
  • 料理している時
  • 掃除している時
  • ご飯を食べている時
  • お風呂に入っている時
  • 街を歩いている時

質が良い(大学教授や実戦経験豊富な講師陣、時事ネタも盛り込む)

次に、「高品質」です。
大学で英語を教えたり、ビジネスで実際に英語をバリバリ活用してきた方たちが講師です。「一億人の英会話」で有名な大西泰人先生、「スタディサプリ」でも人気のスティーブ・ソレイシィ先生、講師もさることながら、時代に見合ったテーマも教材に盛り込まれています。

たとえば…

  • Wi-Fiの使い方を教える時の英語表現
  • コロナウィルスに関する英語表現
  • SNSに関する英語表現
  • アメリカ大統領選挙での演説内容

レベル別に講座が用意されている

次に、「幅広い」レベルの講座が用意されています

NHK英語グランドデザインというものがあり、小学生からビジネスパーソンまで幅広くレベルが設けられています

私は複数の講座を同時平行で聞いているのですが、なんと!このグランドデザインの方針からか、数週間~数ヶ月のタイムラグをおいてさまざまな講座で同じ表現が登場します。これが非常に有り難い仕組みでして、複数の講座をただ聞くだけで、自主的に頑張らなくても自然に復習することができるのです。

通信料を安く済ませられる(ラジオなので音声データのみ)

次に、「通信料が安い」です。

私は一人暮らしのころ、自宅にWi-Fi回線が無い状況で勉強していました。このため、動画を共有する必要があるオンライン会話においては通信量が膨大になることから、節約のために途中で解約せざるを得ませんでした。

一方で、NHKラジオ講座はストリーミング再生ですが、音声データだけなのでオンライン英会話ほど通信料はかかりません。低速回線の場合はときどき速度制限がかかることもありますが、それでも少し時間をおけばちゃんと再生できます。

これはオンライン英会話には無い利点です。カメラをオフにすれば通信料は減らせますが、オンライン英会話の先生とはやっぱり顔を合わせて会話したいですものね。

放送をリアルタイムに聞けなくても任意のタイミングで再生できる(1週間以内に限る)

最後に、リアルで聞き逃しても「再放送・リピート放送」で聞けます

NHKゴガクのアプリ(無料)をお手持ちのスマートフォンにインストールすれば、1週間という制限はあるものの何度でもリピート再生をすることが可能です。

わたし
わたし

実際、私は朝寝坊しがちなので、

ラジオからリアルタイムで講座を聞いたことは1回もありません。

私の場合は、テキストを購入している講座については最低3回ほど数日おきにリピート再生し、学びを定着させるようにしています。結果、1日2時間以上聞いています

英語上級者もオススメ

DJ Nobbyさん というVoicyで超絶人気なラジオパーソナリティがいます。フォロワー数9万人超え(2023年2月時点)で、「きのうの経済を毎朝5分で!」という番組にはスポンサーも付いています。TOEICは990点。現在は独立なさいましたが、かつては英語を活用したお仕事をされていました。

私はこの経済ニュース番組がお気に入りで毎日聞いているのですが、このNobbyさんがNHKラジオ英会話をおすすめしていました。英語が話せる人はみんな必ずNHKラジオ講座を使っていた、とのこと。Nobbyさんご自身もNHKラジオ講座の愛用者だったようです。

この放送回を聴いたときは、私はNHKラジオ講座を聴いて約1年が経過したころ。まさにその効果を実感していただけに、とても嬉しくなったものです。

各教材の比較

最後に、各教材を比較してみます。

手段費用(1ヶ月あたり)
通学型英会話教室数万円~数十万円
オンライン英会話数千円~数万円
NHKラジオ講座(テキスト購入)550円
NHKラジオ講座(視聴のみ)0円
※2023年2月現在

NHKラジオ英会話は、聞くだけなら無料です。「とにかく英語の勉強をしたいけど、どの教材を選んだらいいかわからない」という方には、まずNHKラジオ講座を試してみることをおすすめします!

最後までお読みいただき有り難うございました!


♪にほんブログ村のランキングに参加中♪

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました